歯周外科治療

溶けてしまった歯槽骨や
痩せてしまった歯茎の
回復を図ります

水戸市からも近い笠間市の歯医者 笠間さくら歯科では、
基本の歯周病治療では改善されないほど深くなってしまった歯周ポケットや、
進行してしまった歯周病が原因で
下がってしまった歯茎や、溶けてしまった骨の再生を目指す歯周外科治療にも対応しています。
また、不揃いなラインなどの歯茎の見た目でお悩みの方もご相談ください。

歯周外科治療とは

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歯茎を切開して行う歯根の清掃や
溶けてしまった骨の回復を図る高度な治療です
重度まで進行してしまった歯周病は、歯周ポケットの奥深くにも歯石が付着していたり、歯周組織(歯を支える歯槽骨や歯根膜・歯茎など)が破壊されていることも多くあります。基本的な歯周病の治療を行っても歯周ポケットの深さが改善されない場合は、歯肉を切開して隠れていた歯根に付着した歯石や歯垢・歯周病菌に感染し炎症を起こしている部分を取り除く必要があります。また、失われた歯槽骨などの歯周組織の回復を図る外科的な処置が必要になることもあります。
笠間市の歯医者 笠間さくら歯科ではそのような高度な治療、歯周外科治療にも対応しています。
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  • 詳細な検査で状態を把握

    患者さまのお口の状態をしっかり把握

    精密歯周検査

    適切な歯周病治療を行う上で、お口の状態を細かく把握する精密な歯周検査が必須。
    1本の歯に対して4カ所以上の歯周ポケットの深さの計測や炎症の有無、歯がどのくらいグラグラしてしまうかの確認だけでなく、膿が出ていないか、歯の根の部分を支える骨がどのくらい溶けてしまっているかなど、視診とレントゲン画像とを合わせて細かに確認していきます。

  • 拡大した視野で精密な治療

    繊細な外科処置もより安全で精密に

    マイクロスコープ
    (歯科用顕微鏡)

    マイクロスコープの拡大視野下で行う手術は傷をなるべく小さくできるため、患者さまの身体への負担を最小限に抑えられます。また、より繊細な処置・縫合も可能になることから審美生にも優れた治療を行うことができます。手術以外の部分では、肉眼では見落としてしまうような歯周ポケット奥深くや微細な歯石も除去できることから、歯周病再発のリスクを下げることにつながります。

    精密な検査・治療のための設備

  • より高い衛生環境での治療

    清潔・安心の診療環境を完備

    衛生管理を徹底した個室診療室

    普段から高水準の感染対策に尽力していますが、外科処置を伴う場合はさらに高い衛生環境が求められます。笠間市の歯医者 笠間さくら歯科では、事前に滅菌された器具・使い捨て器具の活用だけでなく、隣接の診療室からの治療中の粉塵・浮遊する有害物質を完全に遮断して、より徹底した衛生管理を可能にする個室診療室で外科処置を行っています。また、まわりの視線や音も気にならなくなるため、患者さまにはリラックスした状態で治療に専念していただけます。

    クリニック紹介

  • 担当制でお口の状態を管理

    手術後のお口の中をしっかり管理

    歯科衛生士担当制

    笠間市の歯医者 笠間さくら歯科では歯科衛生士の担当制を導入しています。毎回同じ歯科衛生士が患者さまのお口のケアをすることで、手術後の経過観察や万が一の歯周病の再発を発見しやすくなります。
    メインテナンスをする歯科衛生士が変わらないので、患者さまとのコミュニケーションも取りやすく、不安な点や疑問点もご相談していただきやすくなります。

当院で行う歯周外科治療法

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    歯肉剥離掻把術…フラップ手術
    スケーリングやルートプレーニングを行っても歯周ポケットの深さや炎症が改善されなかった場合は、歯茎を切開して歯の根が直接見える状態で、深い部分に残っていた歯石や歯垢・感染している歯周組織を取り除きます。部分麻酔を使用し日帰りで行える手術で、施術時間は約1時間程度です。患者さまのお身体の状態によって手術ができない場合もあります。まず詳細な検査を行い、手術を受けていただけるか判断をしています。
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    歯周組織再生療法…エムドゲイン
    歯周病で溶けてしまった歯周組織の回復を図る手術です。フラップ手術で歯の根を露出させ清掃を行った後、エムドゲインというゲル状の薬剤を歯の根の表面に塗布し切開した歯茎を元どおりに縫合します。
    歯周組織が回復するには数ヶ月〜1年程度かかりますが、歯周組織が回復すると適切なブラッシングがしやすくなるため、歯周病の進行や再発のリスクを下げることができます。
    また、歯周病の進行具合や患者さまのお身体の状態により、適応可能かどうか精密な検査を行い判断しています。

    歯周組織再生材料エムドゲインゲル

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      歯の発生時と同じ環境を作り組織再生する薬剤
      歯周組織再生療法で使用するエムドゲインゲルの主成分は、エナメルマトリックスデリバティブという豚の歯胚組織からつくられたタンパク質の一種です。この成分は子どもの頃の歯が生えてくる時に重要な働きをするもので、骨が失われてしまった部分に直接塗布することで、歯周組織の再生を促す環境を作ることができます。
      スウェーデンのビオラ社が開発し、今では世40ヶ国以上で使用される安全性の高い薬剤です。日本でも2002年に厚生労働省の認可を受けています。

      Flow

      エムドゲインの流れ

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        歯肉の切開

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        歯肉の剥離

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        歯根表面の清掃

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        エムドゲインゲル
        の塗布

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        縫合

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    歯周組織再生誘導法…GTR
    GTR法は「Guided Tissu Regeneration」の略で歯周組織再生誘導法とも呼ばれています。歯周病により溶けてしまった歯槽骨などの、歯を支える歯周組織を再生・誘導させる治療です。
    フラップ手術で歯根の清掃をした後で、特殊なメンブレンという保護膜を歯茎と歯根膜や歯槽骨の間に設置し、組織の再生を促します。あまりにも進行した歯周病や患部が広範囲に渡る場合は手術を行えないこともあるため、笠間市の歯医者 笠間さくら歯科では適応可能かどうか精密な検査を行い判断しています。
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    結合組織移植術…CTG
    CTGとは「Connective Tissue Graft」の略で、結合組織移植術とも呼ばれます。歯茎が退縮してしまい歯の根が露出してまったり周囲の歯とのバランスが崩れてしまった際に、歯肉に厚みやボリュームを持たせることで審美的な回復と歯周組織の長期安定を得るために行います。上顎の上皮組織の内側にある結合組織を採取して、骨膜と上皮組織の間に移植します。
    結合組織のみを移植するため周りの歯肉との色の違いが起きず、自然な見た目にすることができます。
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    遊離歯肉移植術…FGG
    FGGとは「Free Gingival Graft」の略で、遊離歯肉移植術とも呼ばれています。歯根が露出してしまった部分の硬い歯茎を補い、適切なブラッシングなどのセルフケアを行いやすくするために行います。
    上顎の口蓋から歯肉を採取し上皮組織・結合組織の両方を移植するため、手術はCTGと比べて容易ですが、周りの歯肉との色差が違和感となる場合があります。
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